今日は中讃地区のまち歩き「
ちょっと寄り道こんぴら街道」の「
ぶらり天領 榎井めぐり」コースに参加してきました。あいにく雨模様でしたがたくさんの人が参加されていました。
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ぶらり天領 榎井めぐり(ちょっと寄り道こんぴら街道) サブタイトルの「日柳燕石って誰だろう?」のとおり、メインテーマが決まってしっかりしているコース。それに、付属する、どころかそれ以上におもしろいまちの資源に気づかされます。距離もほどよく、かなりおすすめコースです。4月6日(日)にも行われますので、ぜひ参加してみてください。
主なスポット
・琴平町役場 発
・興泉寺(燕石ゆかりの井戸)
・玄龍寺
・伝統工芸 (桐箱)の店
・法蔵寺
・村山リウ生誕地
・春日神社お旅所
・呑象楼
・讃岐五景(春日神社前)
・清酒「凱陣」製造元(丸尾本店)
・福野屋(旧呉服店)
・加島屋(日柳燕石生家跡・茶室「其命庵」)
・旗岡神社
・ことでん乗車
・高灯籠
・並灯籠
・ちょっとこ場 着
まずは、立派な寺の多さ。こんぴさんの神域のすぐ外に建てられたお寺はどれも見応えが。屋根瓦だけでもうん千万しそう。いかにこの地域が豊かであったかが分かります。
そして、今も昔の繁栄の面影を残すこんぴら街道。上下左右にクネクネしながら先が見通せない商店が並ぶ道はいいですね。昔はこの通り沿いに店を出すことが夢であったそうで、讃岐山脈を越えて徳島のほうからも人がやってきたとか。なんでもそろう繁華街で、特に呉服屋は多く、いわば当時の最新ファッションのブティック街だったそうです。やはり服はいろいろと見比べて買いたい。
呑象楼は、いろいろな仕掛けが施された建物。普段は使われていないので、建物の傷みが心配。
そして、個人的に楽しみにしていたお酒「凱陣」の丸尾本店。昔、高杉晋作が樽の中に隠れたというところで、重厚な建物に歴史を感じます。
讃岐五景は、ただ燕石の碑がある場所なんですが、なぜ当時選ばれたのか、どういう圧力が働いたのか、ガイド森さんの説明のお楽しみ。
最も意外で驚いたのは、元呉服店の福野屋さん。特別公開。広い間口にカラフルな看板、店内にはずらりの着物PR用のポスターが並んでいるのにびっくりします。番台がのそのまま残っていたり、屋根裏があったり興味はつきません。
燕石の生家のあったところに残る茶室「其命庵」で一服。背に腹は替えられない、建物を残す難しさをご主人が語ってくれました。
初めてのまち榎井を、ただ驚きの連続で楽しめたコースでした。
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